栄誉ある表彰
本会が実施している⽔難救済事業、洋上救急事業に関し、功労のあったボランティア救助員並びに協⼒医療機関及び医師・看護師などの皆さまに対し、表彰審査委員会の審査を経たうえで、本会の名誉総裁と会⻑から表彰を⾏っています。
本会が実施している⽔難救済事業、洋上救急事業に関し、功労のあったボランティア救助員並びに協⼒医療機関及び医師・看護師などの皆さまに対し、表彰審査委員会の審査を経たうえで、本会の名誉総裁と会⻑から表彰を⾏っています。
名誉総裁表彰
海難救助や洋上救急活動等に極めて抜群の功労のあった個人・団体には、表彰状または感謝状と名誉総裁章または名誉総裁盾を贈呈いたします。
名誉総裁章(個人)
名誉総裁盾(法⼈・団体)
■ 名誉総裁表彰式典
名誉総裁⾼円宮妃殿下のご台臨を賜り、名誉総裁表彰式典を開催しております。
名誉総裁 ⾼円宮妃殿下から海難救助功労(団体)として表彰状及び名誉総裁盾を授与される薩摩川内市上甑救難所
令和6年度名誉総裁表彰式典で
おことばを述べられる⾼円宮妃殿下
会⻑表彰
海難救助や洋上救急活動等に功労のあった個人・団体には、表彰状または感謝状とともに章または盾を贈呈しています。表彰の対象は次のとおりです。
■ 海難救助に従事する
ボランティア救助員等に対する表彰
海難救助等に功労があったボランティア救助員や救助員が所属する救難所に対して、救助功労表彰、救助出動回数功労表彰、勤続功労表彰などの表彰を⾏っております。
また、ボランティア救助員以外の⽅で、救助員が⾏う海難救助にご協⼒・ご援助をいただき、顕著な功労のあった個⼈・団体の⽅には感謝状を贈呈しています。
表彰状とともに贈呈する章または盾
■ 洋上救急事業に従事する
医療機関・医師等に対する表彰
洋上救急活動に功労があった医療機関や医師・看護師等の⽅々に対して洋上救急功労の表彰を⾏っております。
表彰状とともに贈呈する盾
表彰状とともに贈呈する章
(地⽅⽀部の役職員に限る)
■ 事業功労(⾦品の寄附を含む)に
対する表彰
本会の事業に功労があった⽅に対して事業功労の表彰を⾏っております。
なお、事業功労表彰には本会に⼀定以上の⾦品のご寄附をしていただいた⽅に対する表彰も含まれます。
表彰状とともに贈呈する章または盾
ご寄付に対する表彰基準について
名誉総裁表彰の対象
◎ 100万円以上のご寄附をしていただいた個人・・・感謝状と名誉総裁章
◎ 300万円以上のご寄附をしていただいた団体・・・感謝状と名誉総裁盾
会⻑表彰の対象
◎ 10万円以上のご寄附をしていただいた個⼈⼜は団体・・・感謝状
◎ 20万円以上のご寄附をしていただいた個人・・・感謝状と有功章
◎ 20万円以上のご寄附をしていただいた団体・・・感謝状と事業功労有功盾
(参考)紺綬褒章の上申について
⼀時に500万円以上のご寄附をされた個⼈、1,000万円以上のご寄附をされた法⼈・団体は、紺綬褒章の対象となりますので、本会から国に上申いたします。
令和6年度名誉総裁表彰受章者
表彰受章者 | 功績の概要 |
---|---|
鹿児島県水難救済会 薩摩川内市上甑救難所 (海難救助功労/ 団体) |
令和5年5月24日午後1時41分頃鹿児島県薩摩川内市下甑島沖で発生した瀬渡し船火災事故に際し付近海域で操業中の救助船三代(みよ)丸が海上に立ち上がる黒煙を視認するや直ちに同船に向け急行し爆発の危険がある火災船付近において自らの危険も顧みず複数の漂流者がいてプロペラ巻き込みの二次災害の危険があるなか巧みな操船技術を駆使し海に飛び込み漂流して救助を待っていた4名を極めて短時間に救助した。 |
鹿児島県水難救済会 薩摩川内市下甑救難所 (海難救助功労/ 団体) |
令和5年5月24日午後1時41分頃鹿児島県薩摩川内市下甑島沖で発生した瀬渡し船火災事故に際し救助要請を受けるや直ちに救難所員14名が救助船鷹(たか)丸ほか5隻に乗船して現場に急行し爆発の危険がある火災船付近において自らの危険も顧みず複数の漂流者がいてプロペラ巻き込みの二次災害の危険があるなか巧みな操船技術を駆使し海に飛び込み漂流して救助を待っていた10名を極めて短時間に救助した。 |
千葉県水難救済会 長生郡広域救難所 (海難救助功労/ 団体) |
令和5年9月8日台風13号の影響による河川氾濫により茂原市内の各地で浸水被害を受け多くの市民が自宅等に取り残され急迫した危険があるなか消防本部から救援要請を受けるや直ちに所属救難所員五名を同市下永吉地区に出動させ河川氾濫で浮遊物が多く要救助者を一人ずつしか救出できない状況のなかでレスキューボードを使用又は泳ぐなどし午後2時頃から午後10時頃までの間複数個所に取り残されていた22名を無事救助した。 |
和歌山県水難救済会 紀南東部救難所 樫野支所 (海難救助功労/ 団体) |
令和5年10月8日午後1時30分頃和歌山県東牟婁郡串本町所在の樫野崎沖で発生した機関故障船漂流事故に際し救助要請を受けるや直ちに救難所員3名が救助船誠(せい)龍(りゅう)丸に乗船して現場に急行し現場海域は強雨と強風及び高波の影響で要救助船への接近が極めて困難な状況の中で機関故障船から海に飛び込んだ3名全員を乗員一致協力して自船に引き揚げ無事救助した。 |
特定非営利活動法人 長崎県水難救済会 奈留町救難所 (海難救助功労/ 団体) |
令和5年10月23日午後2時45分頃長崎県五島市奈留町沖で発生した旅客船浸水事故に際し救助要請を受けるや直ちに救難所員7名が救助船五樹(ごき)漁(りょう)ほか2隻に乗船して現場に急行し救助現場においては船尾部が海面下に水没しつつある同船に接舷し高齢の乗客など自力での移乗が困難な乗客を抱きかかえる等して極めて短時間で救助活動を行い乗船者16名全員を無事救助した。 |
市立釧路総合病院 (洋上救急功労/団体) |
緊急に医師の加療を要する船舶上の傷病者に対する人命救助と船員福祉の向上を目的として、昭和60年10月から開始された洋上救急事業の協力医療機関として、昭和62年11月以来これまでに30件の洋上救急事案に対して36名の医師及び看護師を巡視船や航空機等に同乗させて出動し、傷病者に対して医療処置を行い、尊い人命の救助に貢献した。 |
磯 源喜 (事業功労/個人) |
令和6年能登半島地震災害の報道に大きな衝撃を受けたことがきっかけとなり、何か力になれることがないかと考えていたところ、「青い羽根募金:能登半島地震災害支援金」の募集を知り、本会が行う水難救済事業に感銘を受け重要性を深く認識するとともに、ボランティア救助活動等の支援に役立ててほしいと考え、令和6年1月22日及び令和6年1月31日に「青い羽根募金」に多額の寄附をした。 |
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(海難救助功労/団体)
鹿児島県水難救済会薩摩川内市上甑救難所
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(海難救助功労/団体)
鹿児島県水難救済会薩摩川内市下甑救難所
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(海難救助功労/団体)
千葉県水難救済会長生郡広域救難所
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(海難救助功労/団体)
和歌山県水難救済会紀南東部救難所 樫野支所
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(海難救助功労/団体)
特定非営利活動法人長崎県水難救済会奈留町救難所
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(洋上救急/団体)
市立釧路総合病院
令和6年度名誉総裁表彰受章者
(事業功労/個人)
磯 源喜